ロボットシステムFAQ
ロボット導入を検討している方から実際のユーザーまで、「知りたい」「不安」「疑問」が多いポイントを分かりやすくまとめました。
産業用ロボットについて
産業ロボットって?
JIS(日本産業規格)では「自動制御され、再プログラム可能で、多目的なマニピュレーターであり、3軸以上でプログラム可能で、1カ所に固定してまたは運動機能をもって産業自動化の用途に用いられるロボット」と定義しています。
マニピュレーターとは人の手や腕の代わりに作業する機構を指します。
ロボットは産業の自動化に使うものが「産業用ロボット」、日常生活の支援など産業の自動化以外の用途で使うものが「サービスロボット」です。
産業ロボットの種類は?
産業用ロボットにはさまざまなタイプがあります。代表的なのが「垂直多関節ロボット」「スカラ(水平多関節)ロボット」「パラレルリンクロボット」「直交ロボット」の4種類です。
近年では、安全性が高く安全柵で囲むなしで使用できる「協働ロボット」を導入する企業も増えています。 ニッコーでは、お客様の製品や希望される処理能力等を検討し、ロボットを選択しています。
ロボット導入費用・プロセスについて
ロボット導入にはいくらかかりますか?
ロボット本体だけでなく、ハンド、コンベヤ、制御盤、安全柵、周辺機器などを含む“システム全体”で費用が決まります。
規模にもよりますが、食品・水産のラインでは 数千万円程度 が一般的です。
お打ち合わせのうえ、大まかな概算を提示することも可能です。
ロボットシステムの導入にはどのくらい時間がかかりますか?
補助金は使えますか?
ものづくり補助金など、毎年利用可能な制度があります。
申請サポートも対応していますのでご相談ください。
工場が狭いのですが、ロボットは置けますか?
ロボットの腕を折りたたんで使う・ラインを調整する・天吊り式や小型を使うなど、レイアウト次第で省スペース化もご提案できます。
導入後の運用について
導入後、自社だけで運用できますか?
基本操作や日常点検は短期間で習得できます。
ワークが変わった場合の“再ティーチング”も、自社でできるよう教育を支援しています。
ロボットは危険ではないですか?安全対策はどうすれば?
産業用ロボットは高速で動作するため、安全柵・エリアセンサー・非常停止などの設計が不可欠です。
また、ロボットの教示作業には 「産業用ロボット特別教育」 の受講が必要です。
産業用ロボット特別安全教育はどこで受けられますか?
産業用ロボットを教示・検査などで扱う作業者は、労働安全衛生法に基づき「産業用ロボット特別教育」を受講する必要があります。
この教育は、主に ロボットメーカー、専門教育機関、労働基準協会(一部地域) などで実施されています。
ニッコーでは、社内にある 「ニッコーロボットラボラトリー(ロボラボ)」 にて、導入企業様向けの特別教育・操作講習を実施しています。
ニッコーでは、導入後の“運用できる人材づくり”まで含めてサポートしており、ロボットを安全に長く使うための最も重要なステップとなります。
労働安全衛生規則 第36条31(教示等の業務に係る特別教育)
「事業者は、産業用ロボットを用いて教示、検査等の作業を行う労働者に対し、当該業務に関する特別の教育を行わなければならない。」
ロボットの教示及び検査等の業務はマニピュレータの可動領域内で動力源を切らないで行うこともあり、危険を伴う作業となります。これらの業務を実施する専任者は労働安全衛生規則で特別教育実施(教示等又は検査等の業務の2コース)が義務づけられています。また、可動範囲内の上記専任者と共同で作業する可動範囲外の作業者も特別教育が必要です。
特別教育は、労働者の安全・衛生のために行うものです。法律では、「労働安全衛生法」の第59条第3項(厚生労働省)で定められています。
ロボットSIerについて
産業ロボットだけを購入したのですが、この後どうすればいいですか?
ロボットは単体では人の手の代わりとなる「ハンド」を取り付け、どのような動作を行うかをプログラミングし設定。さらに、ロボットを周辺機器や製造ラインといった製造設備と組み合わせ、その生産現場に合わせた「ロボットシステム」を構築しなければなりません。その知識や技術を身につけるには膨大な時間が必要になります。
また、現場に合わせたシステムを組み上げて調整、さらにアフターフォローまでおこなうためには経験も必要になります。
ロボットシステムインテグレーターって何ですか?
ロボットシステムインテグレータ(ロボットSIer)とは、ロボットを使用した機械システムの導入提案や設計、組立などを行う事業者です。
ロボットの導入を検討する企業の現場課題を分析し、最適なロボットシステムを構築するために、様々な機械装置や部品などから必要なものを選別し、システムとして統合するエキスパートです。
主な業務はシステムの「構想・企画」、「設計」、「組み立て・設置」、「アフターフォロー」などが挙げられます。
工作機械廻りや組み立て等の工業系に特化した会社や弊社ニッコーのように食品系に特化した会社など、さまざまなロボットSIerが存在します。
ニッコーのロボットシステムについて
納入実績を知りたい
昨年までの納入実績表がダウンロードできます。
導入事例を知りたい
カテゴリー別に一部をご紹介しています。
他社との違いやニッコーの強みは何ですか?
食産業に特化していること、生の食材や製品を扱えることが大きな違いといえます。
生産体制も「垂直統合型」で、お客様の機械設備の開発やお打ち合わせ、開発へのフィードバック、不具合対応、部品供給など迅速な対応が可能で、マシンダウンによるお客様の機会損失の最小化や競争力向上に貢献しています。また、産業用ロボット教育施設も開設し、産業用ロボットの取り扱いに必要な特別安全教育を実施しています。
繊細な製品や柔らかい製品も扱えますか?
ニッコーは創業当時から「食」に関わる機械設備を製造しており、生の食材を扱う技術は蓄積しています。ロボットシステムも包装品よりも生の食材、製品を扱う案件の方が多く、実績・ノウハウとも豊富です。



