blog

ニッコーブログ

What’s Nikko? ~シェラー特集⑤オートシェラー導入メリット

2025年9月1日 ニッコーブログ

こんにちは!Kです。
ついに4月から始めたシェラー特集も最終回となりました!

今回は弊社のホタテ貝自動生剥き機オートシェラーのメリットをまとめてご紹介いたしますので、ぜひ最後までご覧いただけますと嬉しいです。
(本記事は、3,4分で読める内容にまとめております!)

オートシェラーとは?機械について知りたい方は前回の記事を!→「What’s Nikko? ~シェラー特集④オートシェラーの仕組み」

 

 

 

 

 

 

 


メリット①:労働生産性向上


 

シェラーの処理能力は5,760枚/時(8連式の場合)あり、これは本装置1台で約11人分の処理能力に相当するため、労働者不足の問題も本装置で解決することができます。

原貝投入者2名+エラー貝処理者1名-11名分の働き=8名の省人化が可能です。

また、人手を介さないため衛生的な製品製造の実現や、手剥きの技術は不要なため、作業員による上手さ・速さが関係なく処理が可能です。

 

 

 

 


メリット②:歩留り向上


 

本装置は、排出される上貝には貝柱が存在せず、その分純利益に繋がります。

上貝は蒸気を使用して開口させるために貝に貝柱が残りません。

下貝カットは手剥きの場合は作業員により上手さや速さが異なるため、手剥きよりも安定します。

 

 

 

 

メリット③:手剥きと同等の品質



上貝に蒸気を使用する点から、品質に心配の声もあるかもしれませんが、

公的機関の品質検査では、生鮮・冷凍ともに色・栄養成分・吸水率・水分率・ドリップ率・食味等で、「手剥きした貝柱となんら変わらない」という結果になりました。

 

 

 

 

 

おわりに


5回に渡り、ホタテやオートシェラーについてお話しさせていただきましたが、少しでも皆様のお役に立つ情報がございましたでしょうか?
1つでも知らなかったことやためになる情報がございましたら大変嬉しく思います!
ホタテの加工現場だけではなく多くの食品加工現場では、熟練の技術が必要であることから人手作業に頼っている部分が多く、作業負担や人手不足が課題となっております。
そんな課題を少しでも解決に繋げる為、弊社の技術がお役に立てますと幸いです。
弊社にお手伝いできることがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください!


ここで最後にホタテクイズを!!


Q. ホタテの天敵は次のうちどれでしょう?

 

1 タコ

2 ヒトデ

3 カレイ

ヒント:答えは一つとは限りません!!!



正解は~~~~?

 

 

 

 

A. 全部です!!笑

タコ、ヒトデ、カレイ、全てがホタテの天敵です。
タコやヒトデは少し想像がつくでしょうか?
個人的にはカレイが意外だと思うのですが、カレイはヒトデがホタテを捕食する所のおこぼれを狙うようです!


以上、シェラー特集でした!!
過去の記事はこちらから↓

「What's Nikko? ~シェラー特集①ホタテ基礎」

「What's Nikko? ~シェラー特集②ホタテの養殖」

「What's Nikko? ~シェラー特集③ホタテの加工方法」

「What’s Nikko? ~シェラー特集④オートシェラーの仕組み」

 

ではまた!!!

生産ラインについて何かお困り事はありませんか?お気軽に何でもご相談ください。