ニッコー×ロボット
Nikko’s Vision for Robotics
食産業向けロボットSIer(エスアイヤー)として
長年培った実績とノウハウで最先端の生産ラインを提案
ニッコーは1993年から海外ロボットメーカーのシステムインテグレータを始め、食産業ロボットシステムインテグレータ(SIer=エスアイヤー)としてロボットシステムの技能、ノウハウ、実績の蓄積に邁進してきました。
ロボットSIerをスタートした当初は、ニッコーの創業当初からのノウハウ(不定形・不揃いな水産加工物の取り扱い)を強みとして、長年の食品加工装置で蓄積された食品加工の基礎技術をベースに、ロボット技術と組み合わせることで、お客様の生産現場に「新たな価値」を見出します。
近年では、独自開発した2D、3Dビジュアルセンサーとロボットを組み合わせたロボットシステムや、既設工場の設置スペースの課題に対し、より少ないロボットで、より多くの製品ハンドリングができる装置等で、お客様にご提案しています。
ロボットSIerとは?
ロボットシステムインテグレータ(ロボットSIer)とは、ロボットを使用した機械システムの導入提案や設計、組立などを行う事業者です。

Think Roboticsロボットシステムの考え方
ロボットシステムは、多くの場合、既存の生産ラインに後から組み込まれる形で導入されます。そのため、単にロボットを設置すれば良いわけではなく、上流工程(材料供給や前処理)と下流工程(包装・出荷など)との“生産バランス”を整えながら、ロボットの能力が最大限に発揮されるよう調整する必要があります。
生産現場では、上流の供給量が増減したり、下流の処理能力が一時的に低下したりすることで、工程間の物量バランスが崩れることは珍しくありません。このような変動は日常的に起こり得るため、ロボットシステム側も状況の変化に柔軟に対応できなければ、本来の目的である「安定した自動化」は成立しません。同じ製品を扱う現場であっても、企業ごとに運用方法や作業環境、作業手順が異なるため、求められるロボットの動作や制御方法は大きく変わります。

これらを踏まえると、ロボットシステムを“現場で本当に使えるライン”として成立させるためには、ロボットSIerが現場の特性を深く理解したうえで、設備配置、制御方式、周辺機器との連携などを最適化したシステム設計を行うことが不可欠です。言い換えれば、ロボット導入の成否は、SIerが持つ「知見」「高度な技術」「ノウハウ」「現場経験」「実績」、そして状況に応じて最適解を導き出す「柔軟な現場対応力」に大きく左右されると言っても過言ではありません。
また、自動化を成功に導くためには、ユーザー企業側の理解と協力も非常に重要です。ロボットが作業しやすい環境づくりや、工程の特性に応じた条件設定、そしてSIerとの密なコミュニケーションは、トラブルの少ない自動化ラインを構築するための大切な要素です。
近年、ロボットSIerの役割が注目され、その重要性が広く語られるようになりました。ロボットシステムを“ただ導入する”だけではなく、“現場で確実に稼働させる”ために、経験豊富で現場に精通したSIerがなぜ必要とされるのか──その理由を、少しでもご理解いただけましたら幸いです。

