食品製造現場での仕事は、重筋作業や長時間労働などマイナスなイメージが多く見受けられます。現場が抱えるほとんどの課題に起因する「人手不足」にアプローチをしなければ今後安定して生産を続けることが困難な時代になってきました。
「働きやすく未来へつながる労働環境と、効率良く安定した生産環境にするにはどうしたらいいのか?」をニッコーはご提案し続けます。


省人・省力化設備を導入しても、動かすことのできる人材がいないと成立しないのが現状です。
DX人材の育成からはじまり、作業の定量化と適切な人員配置。そして、改善意識を根付かせ技術やノウハウの継承など、ベテラン・新人ともに「働きやすい」生産環境を構築する。
新たに仕事を探している人が「働きたいと思える」職場へと変革することが、本質的な人手不足解消と長期的な経営につながると考えます。



原料入り段ボールケースの開梱作業は、腰痛などの身体的負担・刃物による怪我・寒い場所での作業・カットによる紙粉発生を代表とするリスクが考えられます。
本装置は自動で段ボールケースを開梱し、中身の取り出し、空ケースの排出までを行うので、身体的負担はもちろん、開梱の際に段ボールではなくテープをカットすることにより紙粉の発生も低減。
安定した処理で労働環境向上と作業の定量化を実現しました。


高性能除水装置「スイトール」は、従来のブロワ式のような水分を飛ばして除水をするのではなく、特殊ウレタンスポンジローラーの毛細管現象により水分を吸い取ります。
それによりランニングコストも大幅に削減するとともに、静音化を実現。生産現場の安全性向上の一助となります。
ニッコーブースでは、協働ロボットの自動投入と組み合わせたライン構築デモを実演いたします。


毎日包丁を使用する現場では、細かな研磨作業が不可欠になっています。しかし、包丁研磨職人さんの人手不足や、長時間労働後の研磨、不慣れな研磨作業による怪我など包丁の切れ味を維持するために様々な課題が散見されるようになってきました。
本装置は包丁をセットするだけで1本あたり1分半から2分で粗研ぎ+仕上げを完了。最大40本セットでき、細やかな研磨で切れ味が長続きします。
